今週のトピック
今週のドローン業界では、大手小売・配送企業による自社ドローン配送網の拡大が目立った。DoorDashはFAAのPart 135認証を取得し自社運営のドローン配送「DoorDash Air」を開始、WalmartはWingと組んでフロリダ州オーランド近郊でのドローン配送を再開した。過去に採算面で撤退した経緯を持つ企業が再びドローン配送に参入する動きは、需要の回復と規制環境の整備が背景にあるとみられる。
消費者向けでは、HOVERAirがポケットカメラとドローンを一体化した新製品「VERSA」を発表したほか、DJIがデュアルレンズを搭載した新型ポケットジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」を世界発売するなど、携帯性と撮影性能を両立させる製品開発が続いている。
🔥 2媒体が報道 ポケットカメラがそのままドローンに変形する「HOVERAir VERSA」発表
HOVERAirは、3軸ジンバル搭載のポケットカメラが着脱式の翼を装着することで自律飛行ドローンに変形する新製品「VERSA」を発表した。手持ち撮影用の3軸スタビライズカメラと内蔵ディスプレイを備え、ドローンモードでは10種類以上のインテリジェント飛行モードにより手動操縦なしで空撮できる。価格・発売時期は未発表だが、正式発表に先立ち通知登録の受付を開始している。
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🔥 2媒体が報道 DoorDash、FAA認可取得で自社ドローン配送「DoorDash Air」を開始
DoorDashは米連邦航空局(FAA)からPart 135航空運送事業者認証を取得し、自社開発のドローン配送プログラム「DoorDash Air」を開始したと発表した。同認証を取得した米国のドローン事業者としては8社目となる。運営はロボティクス部門のDoorDash Labsが担い、今秋から実際の配送を開始予定で、詳細は9月の製品イベントで発表する。既存のパートナーであるWingやFlytrexとの提携配送も継続する。
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🔥 2媒体が報道 Walmart、Wingとフロリダでドローン配送を開始 過去の撤退から復活
WalmartはWingと提携し、フロリダ州オーランド近郊で新たにドローン配送を開始した。まずアポプカとクレアモントの2店舗から開始し、5万件超の住宅・事業所をカバー、食品や日用品、電子機器などを最短30分で届ける。数週間以内にオコイーやヘインズシティなど周辺店舗へも拡大予定。Walmartは2024年に採算悪化で以前のドローン配送を一度打ち切っていたが、2026年5月に全パートナー通算で配送100万件を突破しており、需要の回復を裏付けている。
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DJI、デュアルレンズ搭載の新型ポケットジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」を世界発売
DJIはポケットジンバルカメラの新型機「Osmo Pocket 4P」の世界販売を開始した。同社初のデュアルレンズ構成で、f/2.0の20mm相当広角レンズに加え、3倍光学ズーム・最大12倍デジタルズームに対応するf/1.8の60mm相当望遠レンズをポートレート撮影用に搭載する。新開発の1インチCMOSセンサーはLOFIC技術により17段のダイナミックレンジを実現し、新色域プロファイル「10-bit D-Log 2」で4K/240fps撮影にも対応する。230gの本体に3軸ジンバルを内蔵し、被写体追尾機能ActiveTrack 8.0も強化された。なお規制認可待ちのため米国では未発売。
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まとめ
今週の動向からは、ドローンが「実験段階」から「日常のインフラ」へと着実に移行していることが読み取れる。配送分野ではFAAの認証取得が事業拡大の鍵となっており、規制対応を済ませた企業から具体的なサービス展開に踏み出している。DoorDashが自前の機体・認証・配送網まで垂直統合を進める姿勢は、今後この分野の競争軸になりそうだ。
消費者向け製品においても、携帯性と撮影性能を両立させる小型化・高機能化が続いており、ドローン・アクションカメラ双方の市場で製品サイクルが加速していることがうかがえる。
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